田舎の小さな製材所の考える四万十の桧のブランド化
上村 賢介(上村製材所)
日本の文化の象徴たるヒノキ。日本は木をあつかう文化の国です。現代に生きる我々は、この国に息づいてきた文化を時代に合うかたちで進化させ、次世代に繋いで行くだけの工夫が必要です。高知県のヒノキは、面積、蓄積量とも全国一。特に四万十川流域含む県西部の地域に豊富に存在しているヒノキは、色、艶とも優良なものである。その四万十の桧をいかに進化させるのかを、田舎小さな製材所の立場から考える。
上村 賢介 KAMIMURA, Kensuke
上村製材所 代表
1971年 四万十市西土佐生まれ。家業である製材所の後継者として平成6年にUターン。その後、地元商工会青年部活動に取り組む中で地域における事業後継者としての役割に目覚める。平成27年より代表。