黒尊研修
伊與木香寿美(四万十高校)
黒尊川の生物多様性についてポスターにまとめた。1日目の午前中には黒尊川についての講義を山下慎吾先生から聞き、黒尊川の特徴等を学んだ。午後から、えび玉を用いて生物採集を行い、定置網、コロバシを仕掛け、翌日引き上げた。2日目に、定置網、コロバシを引き上げ、採取できた生物のソーティングを行った。今回、確認できた生物は、タカハヤ、カワムツ、ウグイ、ウナギ、オオヨシノボリ、シマヨシノボリ、ドンコ、ヒラテテナガエビ、ヤマトヌマエビ、ヌマエビ、モクズガニの11種類。平成25年-27年の調査結果を表にしてみると、年ごとに確認できる生物とできない生物がいることがわかり、調査時の川の記録なども取る必要があると考えた。今回の黒尊研修は、自然との共生について考える機会になった。自然と共に暮らしていくためには、自然についての知識を持ち、理解していくことも大切だと感じた。自然から学べることを自分たちの「糧」にし、日々生活していくことで、自然と共に生きていけるのではないかと思った。