風景図鑑 第1回活動報告
『みんなで作る四万十風景図鑑』第1回ワークショップを2020年11月21日に開催しました。
10歳未満の少年から40代まで総勢10名と地元から5名のみなさんがご参加いただき、にぎやかに開催できました。
地元の集会所をお借りしてプロジェクトの概要を説明したあと、3つのグループに分かれて現地に出る前に頭を動かすための準備運動。
里川地区の地図だけを見てどんなところかを想像してみました。現地を歩く前に地図をじっくり眺めるだけでも分かること、見ておきたいことが出てきます。
- 里川の地形はどのようにできたか
- 里川の暮らしはどんな暮らしだろう
- 散歩で見られるものはなんだろう
- これから知りたいこと
くらいを各班で共有してお昼ごはん。
午後からは地元のみなさんが各班に入ってくれて、いよいよお班ごとに集落の中を散策。興味のあるもの、気になったもの、謎なこと、気持ちが惹かれたものをそれぞれで地図に記録し、写真を撮りながら自由に散歩をしてみました。
はたのおとらしく、生き物や建築、川のことなど興味の多様な人たちが90分まち歩きをすると、出るわ出るわ。。。農業のこと、炭焼のこと、食べ物のこと、石積みのこと、お祭りのこと。。。全部で38件の調査シートができてしまいました。
散策後はもう一度集会所に戻って撮ってきた写真のスライドショーを見ながら気になったものの共有を。ちょこちょこ地元の皆さんの解説も入るのでかなり面白い話が集まってきました。
『みんなで作る四万十風景図鑑』では、次回からはテーマを絞ったまち歩きや聞き取りをしながら里川集落の謎に迫ります。現在、ワークショップで集まったポイントや疑問をもう少し調べてみたり、地図にまとめたりといった作業を進めています。里川がどんな図鑑の1ページなるか僕も楽しみになっています。
今後の活動もフェイスブック等を通じてご案内していきますので、興味のある方は誰でもいつからでも参加してみてください。
(風景図鑑PL 川村慎也)